10月18日(水)ひすい在宅医療プロジェクトの市民講座に行ってきました。「認知症の家族と私の暮らしかた」というこの講座のメインは認知症介護の体験談。若年性認知症のご主人と娘さんを介護された方のお話をインタビュー形式で聞かせていただきました。
ご主人の様子がおかしいと気づいてからも情報や知識が少なく、適切な対応をとれるまで時間がかかったこと。30代で発症した娘さんの苦悩。親身になって対応してくれた医師や施設の方のこと。いつも前向きな言葉で一緒に介護してきたおばあちゃんのこと。
お話の様子からは「介護している」というよりも、困っている苦しんでいる家族のために今できることは何か?を考え、一つひとつ丁寧にむきあってきたご家族の姿を感じることができました。
「認知症の家族と私の暮らしかた」講演を聞いてきました
いちばん心に残ったのは「ママはママらしく生きて。わたしのために我慢しないで。」という娘さんの言葉。そして、「家で介護をつづけるために私もあなたも気分転換が必要。」とおばあちゃんに言われ、仕事をつづけながら介護をされてきたそうです。
最後にいただいたメッセージは「病気の人もふつうに暮らしたいと思っている。だから、普通のあいさつ、ふつうの生活をつづけてほしい。自分だけが大変だと思わず、〈大変〉にならないように考えて生活していってほしい。」
最後にいただいたメッセージは「病気の人もふつうに暮らしたいと思っている。だから、普通のあいさつ、ふつうの生活をつづけてほしい。自分だけが大変だと思わず、〈大変〉にならないように考えて生活していってほしい。」
認知症予防や介護支援についての紹介もありました。
認知症を予防するための食事も紹介