利用者様のご希望で一番多いのは「かっこよく歩きたい」「何も使わないで歩きたい」と、歩くことに対することが多いようです
そこで先日、利用者様と歩行練習を行いました
ほんの少しの練習で、歩幅が広がり楽に歩けるようになったと喜ばれていらっしゃいました
中には、ご自分の結果に「嬉しい。一番嬉しい」と、涙される方もいらっしゃり、
あらためて「ご希望にそえる運動を」と思いました
らっくねすでは、できる限りご希望の運動をさせていただきます。
ご興味のある方はお問合せください
昨年の秋、母が階段から落ちた。
頸椎骨折で緊急入院となり、手術後1ヶ月のリハビリを経て退院となった。
自宅に帰ってきても落ち着かず、
「ここ、家だよね」
「なんもわからん」
と不安な様子が続いた。
首にコルセットを巻いて自宅で過ごすが、幻覚があったり、
テレビやエアコンの操作もできず、生活のほとんどに介護が必要となった。
せん妄、適応障害の症状は退院後2週間くらいで落ち着いてきたが、
認知機能の低下は回復せず、数秒前に話したことを忘れて繰り返し聞く毎日。
医師の了解を得て、すぐに
運動・認知機能訓練型デイサービスらっくねすと
訪問介護ライフケアおれんじのヘルパーによる入浴介助をお願いした。
運動は認知機能の低下を防ぐだけでなく、生活力の向上に繋がる。
数年前から開けられなくなったペットボトルのキャップも、
らっくねすの準備をしている時に自分でできて「おや、できたわ」と大喜び。
人の手を借りることも大切だけど、自分でできることはもっと大切。
どんなことでも自分の役割があるってことは素敵なこと。
失われつつあった母の自尊心を取り戻させてくれた
らっくねすのスタッフさん、
おれんじのヘルパーさん、
本当にありがとうございます。