らっくねすブログ

椅子から立ち上がる。椅子に座る。

どちらが難しいと思いますか?

「立ち上がり」と答える方が多いのではないでしょうか。

ですが、高齢者になるとこれが逆転します。

立ち上がりでは、力を一気に入れることができますが、座るときには一定の力を入れながら徐々に力を抜きながらゆっくり座ります。

下肢筋力が弱ってくると、一定の力を入れ続けることが困難になり、椅子からの転落の危険性も出てくるのです。


まず最初に、正しい立ち動作です。

point① 上体を前傾させ、足裏全体で地面を踏みます。

真ん中の写真の姿勢が一番大事です。

ここから腰と膝を同時に少しずつ伸ばしながら立ち上がります。

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        正しい姿勢
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座る動作はこの逆回しになります。

point② 太ももの裏側が椅子の座面に触れるまで、前傾姿勢を保ちます。

その後ゆっくりと上体を起こしてきます。



右の写真は正しい動作ですが、左の写真は高齢者によく見られる立ち動作・座り動作です。

「立ち上がる=上にあがる」というイメージが強く、頭を上に上げようとします。

その結果、踵に重心が偏りすぎてバランスを崩しやすくなります。

テーブルに手をついて立ち上がる、椅子の肘掛に手をついて立ち上がる、など、腕の力に頼る動作になります。この動作に慣れてしまうと、座るときが危ないのです。

座るときにストンと一気に座るため、勢い余って後ろへ倒れたり、脊椎を圧迫する危険もあります。

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             正しい動作
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             悪い動作

このような「立つ」「座る」動作は毎日の習慣のなかで作られていきますので、改善するのはなかなか難しいのです。

そこで、らっくねすでは、動作改善としてレッドコードを使い、上体の前傾姿勢を体に覚えさせるトレーニングをしています
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スムーズな立ち動作・座り動作ができるためには筋力も大切ですが、カラダの動かし方も重要です

みなさんも、立ち上がる途中で止まってみて、どのような姿勢になっているか、どこの部分に力を入れているのかを感じてみてくださいね
国立長寿医療研究センターが定めるコグニサイズ指導者として認定されました

コグニサイズとは、有酸素運動に頭の体操を組み合わせたもので、記憶力の改善に繋がると、国立長寿医療研究センターが開発した現在最も期待されている予防プログラムです。

15分以上の運動を週に3回以上行っている高齢者は、認知症になる危険性が32%低いと報告されています。


4月から始まった総合事業「短期集中リハビリ」では、介護にならない身体づくり認知症予防としてのコグニサイズ、この両方に重点をおいたメニューとなっています。

「足腰が弱くなってきたな」「最近物忘れが多くなってきたな」と感じる方は是非、らっくねすで予防プログラムに取り組みましょう
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H28年6月19日(日)にレッドコードの入門コースの研修に参加してきました
前日に北陸新幹線で上京して下見もしました
ですが、下見をしたにもかかわらず、心配で心配で当日は9:00開始のところ7:45には上中里の駅にいました
どれだけビビリなのでしょうか(笑)






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9:00~16:00の研修でしたが、目からうろこの内容で何十枚、何百枚のうろこが落ちました。
全く眠気もおきず、「あっ」という間の1日でした。
いや~
本当に有意義で内容の濃い講義でした
感動です。
大宮駅から復習をしようと思い本を読みかえしていると、気付いたら上越妙高駅でした。
こんなに集中したのはいつぶりでしょうか。
こんなに集中することができたのも、素晴らしい内容の講義をしてくださった和田先生はじめ、私のくだらない質問にも丁寧に答えてくださった方々のおかげです。

本当にありがとうございました。
また秋の研修が今から楽しみです。
らっくねすの短期集中リハビリ

転倒予防に効果的な体幹を鍛える新しいレッドコードの使い方を紹介いたします。

4月からスタートした「短期集中リハビリ」では、立って行うレッドコードを取り入れています。

立って行うには筋力や柔軟性・バランスなどが必要なので、そこまで筋力がある方に行っていただいています。

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利用者様は「こんな使い方もあるんだね~」と清々しい顔をされてトレーニングをしておられましたが、私はヘバッテしまいました。
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こちらはレッドコードとステッパー(交互に足を踏み込むトレーニング)を組み合わせたトレーニングです。

体幹を鍛えながらふくらはぎのストレッチとバランス感覚を身に付けるトレーニングメニューです。

段階的に負荷をかけていきますので、
一緒に頑張っていきましょー
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らっくねすでは定期的にミーティングを行っています。

一週間の問題点や改善点を話し合い、「より効果的なマシンの使い方」を重点に、
使う筋肉を意識できる声掛けの仕方や体勢など、お互いやり合いながら勉強しました。

実際にやってみると、マシンを一生懸命動かすと本来の自分の正しい姿勢が分からなくなるということ。

そのような時に的確な声掛けが必要だと実感しました
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